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<次期衆院選>東北25選挙区68人立候補準備

 次期衆院選で東北25選挙区には2日現在、計68人が立候補を準備している。前回(2014年)の82人、前々回(12年)の108人を大幅に下回り、少数激戦となる見通し。自民、公明両党の与党に対し、民進、共産、社民、自由の野党が共闘態勢を模索しており、流動的な要素が大きい。

 立候補予定者の内訳は現職36人、元議員3人、新人29人。党派別は自民25人、民進20人、共産20人、日本維新の会1人、自由1人、無所属1人となっている。
 自民は全25選挙区に候補者を立てる。前回、比例復活した5人を含む現職24人が立候補する予定。福島3区は新人が前回に続いて議席獲得に挑む。青森4区、岩手2区、宮城5区で民進との一騎打ちが濃厚だ。
 公明は選挙区で自民との選挙協力に徹し、独自候補を擁立しない方針。比例東北ブロックで現有2議席の死守を目指す。
 民進は、旧民主党と旧維新の党が前回立てた計23選挙区より3少ない20選挙区で候補が決まり、秋田は3選挙区とも出そろった。前回は旧民主、旧維新合わせて東北で5議席にとどまった小選挙区の議席奪還を目指す。山形3区は民進の推薦を取り付けた無所属の元議員が立ち、共産との候補者調整を狙う。
 共産は前回より5少ない20選挙区に新人を擁立。民進現職がいる宮城5区などで野党共闘をにらみ、擁立を見送った。他選挙区でも党本部レベルで共闘への政策協定を結んだ後の候補者取り下げを視野に入れる。
 自由は岩手4区の現職が事実上の野党統一候補となる見通しで、自民現職と議席を争う。社民は前回、4選挙区に公認候補を立てたが現段階で擁立を固めた選挙区はなく、各県連で対応を協議中。日本維新は宮城1区に新人を立てる。
 昨年成立した衆院選挙制度改革関連法に基づく小選挙区定数の「0増6減」で、青森、岩手両県は定数1減となる。新定数で衆院選が実施されれば、各党は戦略見直しが迫られる。1票の格差是正に向けた区割り変更では、宮城、福島両県の選挙区の境界変更も検討される見通しだ。


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2017年01月03日火曜日


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