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<宮城の選挙>南三陸 現職佐藤氏の動向焦点

赤間 正幸氏
佐藤  仁氏

 宮城県内で2017年に行われる自治体選挙のうち、町長選は大郷(9月6日任期満了)、南三陸(11月5日同)の2町が予定されている。議員選は登米、栗原、東松島の3市と、大河原、柴田、松島、加美、南三陸の5町。3市議選と南三陸町議選はそれぞれ市長選、町長選とのダブル選挙が見込まれる。

◎現職赤間氏3選目指す/大郷 

 2期を務めた現職の赤間正幸氏(67)が昨年12月の町議会定例会で、「これまで進めてきた安心安全のまちづくりに引き続き全力を尽くしたい」と述べ、3選を目指し出馬する意向を明らかにした。
 立候補表明は赤間氏が初めて。赤間氏は選挙戦で重点施策として子育て世代支援を掲げ、定住人口増加策強化や大型放射光施設誘致などを訴える。
 対立候補の具体的な名前は挙がっていないが、水面下で擁立を模索する動きがある。
 初当選した前々回は161票差、2期目の前回は398票差の激戦だっただけに、赤間氏陣営は今回も選挙戦に突入することを想定。近く準備を本格化させる構えだ。

◎現職佐藤氏の動向焦点/南三陸 

 現職で3期目の佐藤仁氏(65)は「今は東日本大震災の復興事業を進めるだけで手いっぱい」と語るだけで、4選を目指し立候補するのかどうか態度を明白にしていない。
 他に対立候補を擁立する具体的な動きもない。町議会は佐藤氏が3選を果たした町長選と同日選で行われた4年前の改選後、同氏の国や県との人脈や高い発信力を評価する声が次第に大きくなった。相対的に町政運営に対する目立った追及は減った。
 震災から7年目で行われる町長選は、既にめどが立っている被災者の住宅再建に代わり、産業や観光といった復興後のまちづくりが争点になる。復興計画が完了する20年を現町政、あるいは新町政で迎えることになるのか注目される。

◎3市議選市長と同日選

 3市議選はいずれも定数削減はなく、登米26、栗原26、東松島18の現行のままで行われる。市長選と同日選のため、選挙戦は改選後の勢力図を見据えた駆け引きが繰り広げられそうだ。
 5町議選のうち加美は定数20が18に2削減されることが決まっている。現行16の南三陸は、15年国勢調査で人口が3割減ったことなどから削減に向け議論が進む。大河原(定数15)、柴田(18)、松島(14)は現行のまま。
 ほかに石巻市では4月の市長選(16日告示、23日投開票)に合わせて補選(欠員1)がある。残り任期は18年5月27日まで。


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2017年01月04日水曜日


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