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<高校サッカー>聖和 攻めあぐね隙突かれる

聖和学園―青森山田 後半、聖和学園・原科(中央)がシュートを放つが、相手GKに阻まれる

 「王者」の壁はやはり厚かった。初の3回戦に臨んだ聖和学園は優勝候補の青森山田に0−5の完敗。加見監督は「まだまだ力が足りなかった」と認める。
 先月の高円宮杯U−18(18歳以下)リーグチャンピオンシップを制し高校世代の頂点に立ったチームに、ドリブルで真っ向勝負を挑んだ。が、相手が一枚上だった。敵陣までボールを運んでも、待ち構えた守備陣にパスをカットされ、放ったシュートは2本だけ。「もっと前からプレスが来ると思っていた」と原科。前掛かりになった裏のスペースを突く狙いが外れた。
 攻めあぐねた隙を相手は見逃さなかった。前半32分に先制されたのを皮切りに、9分間で3失点。2、3点目は警戒したサイドをえぐられ、クロスに合わせられた。小倉主将は「2失点までは覚悟していたが…」と肩を落とす。
 それでも最後までドリブルで仕掛け続け、日々培った技術を全力でぶつけた。「最後の相手が青森山田で良かった」と原科は言う。自分たちのスタイルを貫いた結果に悔いはない。
 加見監督は言い切る。「何回負けても自分たちのサッカーをやり続けることに意味がある」。3年生主体のチームが見せた「聖和スタイル」。次は後輩たちが磨き上げてつなぐ番だ。(原口靖志)


2017年01月04日水曜日


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