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<全町避難>富岡 震災から6度目の初日の出

富岡漁港から望む初日の出。オレンジ色の光が空に広がった

 東日本大震災から6度目の新年を迎えた1日、東京電力福島第1原発事故の避難指示解除を今春目指す福島県富岡町では、漁港を望む橋から40人ほどが初日の出に希望を託した。
 一帯は津波被害を受け、富岡漁港やJR常磐線の復旧工事が進む。同町からいわき市に避難する渡辺和則さん(42)は「新しい町が立ち上がっていくという希望を持ちたい」と空を見上げた。
 津波で行方不明となり、昨年12月に遺骨の一部が見つかった同県大熊町の木村汐凪(ゆうな)さん=当時(7)=の父親の紀夫さん(51)も避難先の長野県白馬村から訪れた。
 紀夫さんは「いろいろなつながりの中で汐凪が見つかり、感謝しています。『よく出てきてくれたな』と汐凪にも感謝の思いを伝えました」と海を見詰めた。


2017年01月04日水曜日


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