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<インバウンド>仙台 案内所6県巡る拠点に

案内所を訪れた外国人旅行者に観光案内をするスタッフ

 仙台市は外国人旅行者向けのサービスを充実させようと、市中心部に案内所を設置して情報提供を強化している。仙台の魅力を伝えるとともに、東北の玄関口として観光情報を発信し、東北各地の外国人旅行者を増やす狙いだ。
 市が昨年12月10日、藤崎本館1階の青葉通側入り口にオープンした「仙台ツーリストインフォメーションデスク」。タブレット端末を使った英語、中国語、韓国語の同時通訳サービスを提供し、中心商店街の食べ歩きなどのオプショナルツアーも受け付ける。
 運営する「市中心部商店街活性化パートナーシップ準備協議会」は同17日、海外メディア関係者や東北大留学生ら約40人を招き、商店街で街歩きツアーを実施した。メディアに観光情報を発信してもらうとともに、外国人の反応を今後のツアー作りに生かす企画だ。
 参加した外国人は班ごとに店舗を回り、こけしの絵付けや七夕飾り作り、笹かまの手焼きなど伝統工芸や食文化を体験。中国人ブロガーのドゥン・ヤ・ジェさん(28)は「中国人は買い物を目的に日本に訪れる人が多く、体験型ツアーは新鮮。小さくてかわいらしいこけしは人気が出ると思う」と話した。
 JR仙台駅2階に昨年4月開設された市観光情報センターには英語対応可能なスタッフが常駐。市街地の見どころや近隣県の観光地へのアクセス情報を求め、1日当たり約500人の外国人旅行者が利用する。
 JR東京駅に隣接する観光案内所「TIC東京」とテレビ電話でつなぐサービスも導入。TIC東京を訪れた外国人向けに、センターのスタッフが仙台や東北の観光地やホテル、交通機関などを英語で説明する。
 センターの屋代隆博所長は「東京を訪れた外国人客を仙台に呼び込み、仙台から東北各県を旅行してもらう。東北旅行の拠点となる案内所にしたい」と語る。


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2017年01月04日水曜日


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