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宮城と熊本で被災J2選手 感謝の大切さ実感

子どもたちとりんごラジオに出演したJ2熊本の斎藤選手(右)と弟の耕太さん(右から2人目)

 宮城県山元町出身で、サッカーJ2熊本のFW斎藤恵太選手(23)が4日、町の臨時災害FM局「りんごラジオ」の新春特別番組に出演した。東日本大震災で町内の自宅が津波被害を受け、熊本地震では避難生活を余儀なくされた斎藤選手は「熊本地震で、感謝の気持ちの大切さを改めて実感した」と語った。
 斎藤選手は昨季、スピードのあるドリブルが評価され、J3福島からJ2熊本に移籍。J2デビュー戦で決勝ゴールを奪うなど存在感を増しつつあった中、熊本地震に遭遇した。「震災後、サポーターから激励の声をたくさんいただいた。いろんな人のおかげでプレーができていることを再確認できた」と語った。
 チームは震災後の過密日程の影響で苦境に立たされたが、年間16位で終了しJ2に踏みとどまった。自身はけがで長期間離脱したものの、シーズン終盤はスターティングメンバーに定着した。来季の抱負を問われ、「ゴールをたくさん決めたい」と力強く語った。
 番組には弟で聖和学園高2年の耕太さん(17)や地元のサッカー好きの小学生も一緒に出演。子どもたちからの「どんな人に支えられましたか」という質問に、斎藤さんは「今になって親の偉大さに気付いた。みなさんも親に感謝しながら頑張って」と答え、エールを送った。


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2017年01月07日土曜日


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