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<大間マグロ>尻尾側に針掛かり…連続最高値

築地の初競りで最高値を付けたマグロを釣り上げた竹内さん=5日、大間町の自宅

 豊洲市場(東京都江東区)への移転が延期されている築地市場(中央区)で5日早朝、今年最初の取引となる「初競り」があり、212キロの青森県大間産クロマグロが7420万円(1キロ当たり35万円)の最高値で競り落とされた。記録のある1999年以降、2013年の1億5540万円(同70万円)に次いで2番目の高値となった。

◎釣り上げた漁師「運がいいとしか」

 「夢みたいだね」。東京・築地で5日にあった初競りで、最高値となる7420万円のクロマグロを釣り上げた青森県大間町の漁師竹内正弘さん(65)が顔をほころばせた。漁場は津軽海峡西側の海域。19トンのはえ縄船「第56新栄丸」で昨年12月30日朝に水揚げした。
 初競りでのトップは、1400万円で落札された昨年に続き5回目。今回はつきにも恵まれた。212キロのマグロを釣り上げた針は口ではなく、尻尾側に掛かっていた。
 「運がいいとしか言いようがないね。形が良く、すぐに(一番を)狙えると思った」。勝負服の真っ赤なジャージー姿で取材に応じた竹内さん。売り上げの一部で趣味のメダカを買う予定だという。
 築地の初競りに出荷された大間産のクロマグロは約20匹。例年と違い年末年始にかけて、なぎの日が多かったため、初競りへの出荷量は多かった。価格は、竹内さんのマグロが最高で1キロ当たり35万円。最低は1キロ当たり1万円だった。
 昨年の大間のマグロ漁は、餌になるサンマやイカが不漁だったこともあり、2015年の水揚げ量218トンの3分の2程度にとどまった。
 大間漁協の田中勝組合長(71)は「昨年は不漁だった。マグロ漁は漁師にとってのロマン。これ(過去2番目の高値落札)を契機に大漁の年になってほしい」と話した。


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2017年01月06日金曜日


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