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<高校サッカー>青森山田4強 好機逃さず

正智深谷―青森山田 後半13分、青森山田・高橋(右から2人目)がゴール前の浮き球に左足で押し込んで決め、2―0とする

 全国高校サッカー第5日は5日、川崎市等々力陸上競技場などで準々決勝が行われ、前回4強の青森山田は正智深谷(埼玉)を3−1で退け準決勝へ進んだ。
 東海大仰星は2連覇を狙った東福岡を1−0で破り、初のベスト4入り。前橋育英は滝川二(兵庫)を2−0で下し2大会ぶり、佐野日大は駒大高(東京A)に2−1で逆転勝ちして初めて準決勝へ駒を進めた。
 7日の埼玉スタジアムでの準決勝は東海大仰星(大阪)−青森山田、前橋育英(群馬)−佐野日大(栃木)の対戦となった。

 ▽準々決勝
青森山田 3/1−0/1 正智深谷(埼玉)
       2−1
▽得点者【青】鳴海、高橋、OG【正】田村

 【評】青森山田が終盤の猛攻をしのぎ逃げ切った。前半13分に高橋の右クロスを鳴海が左足で合わせて先制し、後半13分にもセットプレーから高橋が追加点。21分にはオウンゴールで差を広げた。運動量が落ちた33分に1点を失ったが、粘り強く守り抜いた。
 2大会連続のベスト4を決めても、青森山田イレブンの表情はさえなかった。「思ったより体が重かった」と黒田監督。連戦の疲れから攻撃に精彩を欠き、シュート数も正智深谷を下回る5本。だが、苦しい中でも、数少ない好機をものにできる勝負強さが今のチームにはある。
 郷家と高橋のホットラインが機能した。まずは前半13分、敵陣深くの右サイドに空いたスペースを見逃さなかった。高橋がすかさず走り込んで郷家のスローインをフリーで受けることに成功。「後は冷静にクロスを上げるだけだった」とゴール前に陣取った鳴海の先制ゴールを呼び込んだ。
 続く後半13分は得意の形で決めた。郷家が左サイドから敵陣ゴール前へロングスロー。「中(の仲間)を信じて投げた」と言うボールは大きな放物線を描き、三国が頭でつないで高橋が左足で押し込んだ。2回戦の聖和学園戦に続く得点パターンで「練習通りにできた」と高橋。郷家も「うまく試合が進めない中ではセットプレーが生きてくる」と強調する。
 前回の準決勝は国学院久我山に悔しい逆転負けを喫した。今回の相手は優勝候補の東福岡を破った東海大仰星。「次はしっかりした守備から攻撃につなげられる形をつくりたい」と高橋。苦戦を乗り切ったことを7大会ぶりの決勝進出の糧にする。(原口靖志)


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2017年01月06日金曜日


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