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<山形知事選>自らが広告塔 情報発信

山形県知事選での3選が決まり、支援者と万歳する吉村美栄子氏(中央)=5日午後、山形市

 東北初の2期連続無投票で3選を決めた。「当選に対する感謝の気持ちと、もっと頑張らなければというプレッシャーを感じている。ここで安心して休んではいけない。力いっぱい県政に取り組んでいく」と決意を語る。

◎山形知事に3選 吉村美栄子さん

 「あったかい県政」を掲げ、県民との対話を重視してきた。公務や政務で県内を回る際は産直施設に立ち寄り、旬の野菜や漬物を買うのが習慣。仕事に追われる日々の中でも家族の朝食を作り、休日には掃除やたまったアイロンがけをこなす。
 県の幹部職員への訓示でサクランボの形をしたかぶり物を着けたり、かっぽう着姿で百貨店の店頭に立って県産米つや姫をPRしたり。自らが広告塔となって情報発信する。気取らない、親しみやすさが県民の支持を集める。
 生まれ育ったのは山形県大江町。山あいの集落で自然と触れ合った経験を生かし、森林資源の活用を通じて経済成長や防災に取り組む。今、最も力を入れる政策「森林(もり)ノミクス」だ。
 「治山治水の視点は山の中で育ったからこそ。最終的に森林ノミクスに行き着き、ぜひともやりたいという思いを持つようになった原点かもしれない」と話す。
 お茶の水女子大を卒業し、県教育委員などを務めた。09年に現職を破り、東北初の女性知事として初当選。弁護士だった夫は1997年に死去した。趣味は草木染、温泉巡り。山形市内の自宅で義母、長男と3人で暮らす。65歳。


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2017年01月06日金曜日


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