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<山形大>有機材料3分割 企業と事業化

 山形大が米沢オフィス・アルカディア(山形県米沢市)に2018年度開所を目指す「有機材料システム事業化開発センター」(仮称)が今春にも着工される。医療・健康、金属機械・ものづくり、食品・農業6次産業化の3分野を対象に企業と新製品を共同開発し、事業化に結び付ける産学官連携の拠点施設になる。
 同大と米沢市が共同運営する。4600平方メートルの敷地に1200平方メートルの鉄骨平屋の建物を建設。土地は同市が無償提供した。建設費は、有機材料システムに関する共同提案事業が国に採択されたことに伴う補助金8億円を充てる。
 大中小3種類の開発室(最大床面積80平方メートル)を整備し、3Dプリンターなどの設備を配備。企業に貸し出す。同大が民間から新規採用した専門家がセンター長兼任の事業プロデューサーとなり、各分野の研究開発、事業化を進める。
 入居、利用を希望する企業は現在、県内外の31社。腕に張り付けて脈拍や体温を測定する「印刷センサーシステム技術」など同大の教授らが起業したベンチャー企業3社も入居する。
 米沢市役所で5日、合同記者会見があり、同大の飯塚博工学部長は「大学の先端技術を駆使し、市内外の企業と連携しながら地域創生を加速していく」と話した。


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2017年01月06日金曜日


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