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<入試のツボ>小論文 要約と添削を

◎高校受験・直前対策(1)

 受験生は志望校も決まり、最後の頑張りに余念がない時期。2月1日に行われる公立高前期選抜入試の学校独自問題、特に小論文に絞って攻略法を述べたい。
 新制度の導入初年度こそ学校によってさまざまだった出題は近年、独自問題を課すほとんどの学校で「理科・社会に関する記述混合問題」形式に落ち着いた。
 具体的には、(1)理科・社会に関する基礎から応用までの幅広い知識力(2)複数の資料を読み取る分析力(3)論理的で説得力のある文章力−が問われる。限られた日数で、できる限りの対策を講じたい。
 知識力は、理科と社会の一問一答型問題集で語句と内容が一致しているかを確認しよう。資料を読み取る分析力を養うには、教科書が最適だ。図表と本文を比較しながらその意味を考える練習をする。
 短期間で文章力を伸ばすには「良い文章の要約」が効果的。入試対策用問題集の論理的文章を100字でまとめてみよう。その際は、信頼できる指導者に添削してもらうのがベストだ。
 前期選抜は、後期選抜に比べて難関校の普通科ほど倍率が高くなる傾向がある(表)。万が一、前期選抜に失敗しても「後期選抜で必ず合格してみせる」という強い精神力を鍛えることができたと受け止めよう。
 将来、社会に出れば、思考し、判断し、文章を書くことが仕事の大半になる。前期選抜の対策は、社会に出て人生を切り開いていく練習でもあるのだ。(進学プラザグループ教務部・鈴木伸講師)


関連ページ: 宮城 社会 入試のツボ

2017年01月07日土曜日


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