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<相続税>東北67%増 課税対象数も倍増

 仙台国税局がまとめた東北6県の2015年分相続税の課税対象は、前年比54.8%増の5342億円、相続税額は67.0%増の527億円となった。税制改正で基礎控除額が引き下げられ、課税対象者の裾野が広がったため税額が大幅に伸びた。
 相続税は遺産が基礎控除と呼ばれる非課税枠を超えた分が課税対象となる。15年1月から基礎控除が「5000万円+1000万円×法定相続人の数」から、「3000万円+600万円×法定相続人の数」に引き下げられた。
 15年に東北で亡くなった11万679人(0.8%増)のうち、相続税課税対象は4245人で、前年に比べ2.1倍の大幅増となった。相続税を納める相続人(遺族)も2.0倍の9317人。1人当たりの課税税額は1億2583万円(27.1%減)で、税額は1241万円(21.4%減)だった。
 課税対象を相続財産別にみると、現金・預貯金1934億円(構成比34.0%)土地1856億円(32.6%)有価証券798億円(14.0%)だった。
 県別の相続税額は宮城が最多で、前年比2.1倍の208億円。次いで福島が前年比22.7%増の97億円だった。


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2017年01月07日土曜日


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