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<高校サッカー>高橋冷静 勝ち越しゴール

東海大仰星―青森山田 前半40分、ゴールを決め喜ぶ青森山田・高橋=埼玉スタジアム

 青森山田は前半、先制した直後に追い付かれた。前回大会の準決勝で敗退した時と同じ展開に、前回もメンバーだった高橋は「あの時を思い出した」。だが、今回は悪い流れを断つ冷静な試合運びで7大会ぶりの決勝進出を果たした。
 同点にされた直後、高橋が「(前回と)同じになっては駄目だ」とチームを鼓舞し、有言実行した。前半41分、郷家のロングスローに反応した小山がシュート。GKにはじかれたボールを高橋は「準備していた」と逃さなかった。ゴール右で拾い、4戦連続の得点を右足できっちり決めた。
 「平常心で自分たちのサッカーを心掛けた」。思いは仲間も同じだった。サイドチェンジ、パスワーク、広末のロングフィード。東海大仰星のコンパクトな守備陣形を多彩な攻撃で崩し、後半の相手のロングボールを使った反撃も4バックがはね返した。広末も再三の好セーブで支えた。住永主将は「昨年の借りを返すくらいの強い気持ちを持っていた」と胸を張る。
 初戦の鵬翔(宮崎)戦で高橋ら3人が警告を受けたが、ここ3戦はゼロ。勝ち上がるたびに精神力を研ぎ澄まし、ベストメンバーで決勝に臨めるのは心強い。「勝利のために(5戦連続の)ゴールを決めたい」と高橋。地に足を付け、史上初の2冠の快挙に挑む。
(原口靖志)


2017年01月08日日曜日


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