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<高校サッカー>青森山田の鳴海堂々得点王

青森山田−前橋育英 後半14分、青森山田・鳴海(右)が右足でシュートを放ち、自身2得点目のゴール

 サッカーの全国高校選手権最終日は9日、埼玉スタジアムで決勝が行われ、青森山田が前橋育英(群馬)を5−0で下し、初優勝を果たした。
 鳴海は前半、前線からの守備と好機の演出に徹して「我慢していた」。その分、2点リードで折り返した後半は目の色が変わった。「次は自分の番」。1トップのFWとしての本能を解き放って2得点。先制ゴールの高橋を抜き、計6ゴールで大会得点王をさらった。
 後半12分、嵯峨の右クロスを胸で受け直接、右足を振り抜いた。「(ゴールの)近めががら空きになっていた。イメージ通り」。ハーフタイムの指示をすぐ実行した。その2分後、郷家が頭で競って、つないだ球に好反応。再び右足で4点目を奪い、試合を決定付けた。
 準決勝で敗退した昨年は2得点止まり。この1年間、黒田監督から「一本中の一本を決めろ」と少ない好機を確実にものにする精度を求められた。今大会はゴール前で「落ち着き過ぎなぐらい、周りが見えていた」と自らの成長に胸を張った。
 7得点の全国総体に続く得点王。「個人としても2冠を取れてうれしい。高橋には悪かったと謝る」といたずらっぽく笑った。今春には仙台大に進学する予定。「1年からスタメンを取って、大学の大会でも得点王になる」。目標のプロ入りに向けて、ゴール嗅覚をさらに研ぎ澄ます覚悟だ。(佐藤理史)


2017年01月10日火曜日


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