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15歳が元服式 威儀正し「大人」の仲間入り

契りの杯を受ける中学3年の少年ら

 成人の日の9日、岩手県大船渡市赤崎町の沢田地域公民館で、167年続く佐野契約会の「元服式」があった。15歳になる地元の中学3年の男女18人が、一足早く「大人」の仲間入りをした。
 式では熊谷亨会長(59)が、「親孝行はわが子孫のため」「大酒遊芸は末の見知らず」などと30カ条から成る「嘉永四(1851)年の定」を朗読。全員が宣誓書に押印し、ぶどう液で契りの杯を受けた。
 父も伝統の儀式を経験したという赤崎中3年の安田海さん(15)は「大人に一歩近づいた気分。定には現代に通じるものが結構ある。高校進学などこれからに向け、目標を持って生活したい」と話した。
 佐野契約会は激動を迎える江戸時代末期の1851年、地域の結束を図るために結成した。毎年元服式を行い、15歳になる少年少女が入会している。


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2017年01月10日火曜日


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