福島のニュース

<避難解除>楢葉町が民間塾と学習支援へ

 福島第1原発事故に伴う避難指示が解除され、4月に町内で小中学校を再開する福島県楢葉町教委は、民間学習塾と契約し、放課後などの学習を支援する。いわき市で9日開いた保護者説明会で計画を示した。
 放課後学習は週2回、小学生と部活動のない中学3年を対象に、町の施設で実施。土曜日も中学1、2年生を含め指導する。高校受験対策や夏・冬休みなどの特別講座も予定する。
 大手学習塾2社と交渉中で、必要経費を新年度一般会計当初予算案に計上する方針。6月開始を目指す。
 家庭への支援策では、同じ施設に児童館を設け、中学生も利用させる。給食費と通学費は町が負担する考え。矢内賢太郎教育長は「町に戻っても学力低下の心配がない環境を整える」と話した。
 町教委によると、新年度の小学1年〜中学3年467人のうち90人超が通学し、6人がいわき市から電車で通う予定。同市の仮設校舎で学ぶ中学2年までの104人で、楢葉の学校に通うのは約70人という。
 説明会では、いわき市に避難する保護者から「通学時間が長く、通わせるか悩んでいる」などの声が出た。


2017年01月10日火曜日


先頭に戻る