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<はじまりの美術館>東北の食テーマに企画展

会津伝統野菜をモチーフにした浅野さんの絵画

 東北の食を表現した作品を展示する「たべるとくらす」が、福島県猪苗代町のはじまりの美術館で開かれている。食と暮らしの関係を見詰め直す企画展で、2月20日まで。
 東北ゆかりのアーティスト6人の68点を展示。石巻市の増田拓史さんは、猪苗代町民の思い入れがある家庭料理の写真を撮る「猪苗代食堂プロジェクト」を紹介。鉱山で栄えた地区の映画館売店で売られていた「みそ田楽」など、シンプルな写真で町の歴史や人々の生活を浮かび上がらせる。
 多賀城市出身で上山市に住む浅野友理子さんは「循環」をテーマにした絵画を出品。会津伝統野菜「小菊カボチャ」を題材にした「耕地の緒」は、種から茎や実が成長する様子をダイナミックに表現した。
 このほか、とっくんさん(千葉県)が東京電力福島第1原発事故でいわき市に避難した住民と制作した「おでん屋台」、EAT&ART TAROさん(東京)が福島県三島町の郷土料理「とち餅」を伝承するために作った紙芝居が並ぶ。
 一般500円、65歳以上250円、高校生以下無料。今月11日から東北の食品や雑貨を紹介した手仕事市がある。連絡先は美術館0242(62)3454。


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2017年01月10日火曜日


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