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<原発事故>仮校舎で最後の始業式 心一つに

始業式で3学期の目標を発表する児童代表

 東京電力福島第1原発事故の影響で福島県いわき市の仮設校舎で学ぶ福島県楢葉町の楢葉北、楢葉南小で10日、3学期の始業式が行われた。
 楢葉町の小中学校は4月に町内で再開されるため、仮設校舎で学ぶのは今学期が最後。2校の児童計72人のうち町内の学校に通うのは、中学生になる6年生を含め40人強とみられる。
 両校合同の始業式で、北小の秋元拓也校長が「離れ離れになっても心が通い合うのが仲間。3カ月の限られた時間を、心を一つにして頑張り、思い出をたくさんつくってください」と呼び掛けた。
 児童代表が3学期の目標を発表し、北小5年の花岡拓海君(11)は「4月に楢葉に戻る人も、いわきにとどまる人もいる。5年間、一緒に頑張ってきた仲間がバラバラになるのは寂しいが、最後の3カ月を楽しく過ごしたい」と話した。
 楢葉町は避難指示が2015年9月に解除された。4月からは楢葉中の校舎で小中学生が一緒に学ぶ。新年度の児童生徒は避難先からの転入生や新1年生を含めて、小学生が約50人、中学生が約40人と見込まれている。


2017年01月11日水曜日


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