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<高野病院>クラウド募金 250万円突破

 昨年末に院長が火災で死亡し、常勤医と管理者が不在となった福島県広野町の「高野病院」を支援するため町がインターネットのクラウドファンディングを活用して始めた募金は10日、開始から2日目で目標の250万円を達成した。
 東京電力福島第1原発から22キロの高野病院は原発事故後も避難せず、診療を継続。第1原発が立地する双葉郡で唯一、入院医療を続けている。
 今回の募金は、常勤医の確保など診療態勢が整うまでの間、ボランティアで診察に当たる医師の宿泊費や交通費を確保するのが目的で、ふるさと納税の対象となる。9日に寄付の呼び掛けを開始し、10日午前に250万円を突破。同日午後6時現在、300万円を超えている。
 寄付の期限は2月末。町は超過分の寄付を、ふるさと納税を財源とする「健康で安心して暮らせるまちづくり事業」に充て、保健・福祉・医療体制の充実に活用する。
 遠藤智町長は「全国からのご厚情に深く感謝する。寄付をしていただいた方々の思いを力に、被災地の地域医療を全力で守りたい」と話した。


2017年01月11日水曜日


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