福島のニュース

<福島廃炉への道>遮水壁配管から冷却液漏れ

◎16年12月1日〜31日

【12月】
3日  東京電力は凍土遮水壁の未凍結区間7カ所のうち2カ所の凍結を始めた。
4日  1〜3号機の使用済み燃料プールの循環冷却設備で警報が鳴り、2、3号機の冷却が止まった。起動させた別系統の設備もすぐに停止し、6時間半後に冷却を再開した。1〜3号機では冷却設備の共用化工事が行われており、1号機の配管弁がわずかに開いていた。パトロールした運転員が誤って触れたという。
5日  3号機の炉心に冷却水を注入するポンプが停止。1時間後に予備のポンプを起動し、注水を再開した。定期点検中の協力会社の作業員が、カバー付きのスイッチに肘をぶつけたのが原因。
6日  サブドレン浄化建屋で処理水20リットルが漏れた。フレキシブルホースの不具合が原因で、同様のトラブルは3週間前の11月15日にも起きた。
13日  2号機の原子炉格納容器内部調査に向け、ロボットを投入する貫通部「X6ペネ」の穴開け準備作業を中断。格納容器の機密性を保つ装置に不具合が生じた。
14日  1〜3号機の炉心注水の低減作業を開始。1号機の注水量を毎時4.4トンから4.0トンに減らした。最終的に毎時3.0トンに低減する。
    4号機タービン建屋の淡水化装置の配管接合部から処理水1リットルが漏れた。
17日  運転停止中の高性能多核種除去設備(ALPS)建屋で4カ所の水漏れが見つかった。
19日  凍土遮水壁の地上部の配管から冷却液が約40リットル漏えいした。補修のため凍結管28本の冷却を停止。
20日  3号機の使用済み燃料取り出しに向け、建屋上部に設置するカバーの部材「ストッパ」を小名浜港から海上輸送し、構内に搬入した。
22日  3号機からの使用済み燃料取り出しについて、国は2017年度中に予定していた開始時期が18年4月以降にずれ込む見通しを示した。
24日  2号機の原子炉格納容器の内部調査に向けた「X6ペネ」の穴開け作業が完了した。
26日  港湾内の海底からの放射性物質の舞い上がりを防ぐ被覆工事が完了した。
29日  H8タンクエリア付近のRO濃縮水移送ポンプの配管から水漏れと水漏れの痕跡が1カ所ずつ見つかった。


2017年01月11日水曜日


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