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<躍動若ワシ>大学で台頭 期待の即戦力

キャッチボールで切れのある球を投げる池田

 東北楽天に育成選手を含め、過去最多の新人14選手が入団した。将来の投手陣の柱と嘱望されるドラフト1位の藤平尚真(神奈川・横浜高)をはじめ、2位池田隆英(創価大)ら好選手がそろった。酉(とり)年入団の期待の若ワシたちを紹介する。

◎楽天新人紹介 池田隆英投手(22)

 プロ入りまで順風満帆でなかっただけに、スタートラインに立っても浮つく様子はない。ドラフト2位の高評価にも「さらに上を目指せとか、何か意味がある順位だと思う。常に自分がどうあるべきか考え、勝って信頼される投手になりたい」と冷静な口調で語る。
 「プロを目指すため、強豪校で野球がしたい」と、中学卒業後に佐賀の親元を離れ上京。創価高3年の時、右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがをしながら「痛みをこらえて」投げ、エースとしてチームを西東京大会ベスト4に導いた。
 高校と創価大で、同学年のチームメートだったソフトバンク1位の田中と切磋琢磨(せっさたくま)してきた。大学では右膝のリハビリで出遅れながら、最速151キロの直球と5種類の変化球を体得し、4年の春、東京新大学のリーグ戦で初勝利。秋には田中と同じ4勝を挙げ、頭角を現した。「(田中)正義から野球に取り組む姿勢など多くのことを教わった。プロで力を付けて勝ち、恩返ししたい」と感謝する。
 昨季に広島を引退した黒田博樹投手を目標とする。「球威のある真っすぐと変化球の使い方、堂々としたマウンドさばきはお手本」。試合の映像を見るなど研究し、「黒田さんのようにどんな場面でも動じない投球を目指す」と語る。
 即戦力として期待が高い。「自覚はしている。考えを持って練習に取り組み、結果を出したい」。苦難を乗り越えてきた経験を糧に、プロの階段を着実に上っていく。(佐々木智也)

●池田隆英(いけだ・たかひで)ドラフト2位。94年10月1日生まれ。佐賀県出身。181センチ、85キロ。右投げ右打ち。東京・創価高−創価大。背番号30。


2017年01月12日木曜日


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