宮城のニュース

保育士に家賃補助 宮城県丸森町が月額2万円

 宮城県丸森町は12日、保育士への家賃補助制度の創設を決めた。町内の民間賃貸住宅に入居し、町内の保育施設で働く保育士が対象で、2017年度以降の新規採用者から適用する。不足する保育士の確保と定住促進が狙い。県子育て支援課によると、保育士への家賃補助は県内で例がないという。
 適用対象は、幼保連携型の認定こども園で働くことができる幼稚園教諭免許も持つ保育士。補助は月額上限が2万円で、家賃から住宅手当分を除いた額の半分を支給する。期間は3年間。
 町社会福祉協議会は19年度、町内2カ所目となる認定こども園(定員156人)を舘矢間地区に開設予定。町社協は17年度採用内定者5人を含め、開業までに計15人程度の確保を計画している。
 ただ、保育士は都市圏を中心に人材不足が深刻化している。過疎化が進む同町は保育士確保の競争がほかの自治体より厳しい。
 町は少子化と町営保育所の老朽化を踏まえ、新施設開設に合わせて保育所の再編を検討するが、今後、保育士の直接採用は行わない考え。このため、町社協などの採用をサポートし、新たな採用支援に踏み切る。
 保科郷雄町長は「若い世代が安心して子育てするには保育士の確保が必要だ。保育士に町に来てもらえるよう環境を整える」と話している。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2017年01月13日金曜日


先頭に戻る