宮城のニュース

仙台中心8商店街 共通駐車券が利用好調

まちくるチケットの参加駐車場。のぼりを立てて利用を呼び掛ける=仙台市青葉区

 仙台市中心部の8商店街が実施する共通駐車券事業「まちくるチケット」が好調だ。2015年1月の本格運用開始から2年がたち、参加駐車場で使われるチケットが順調に増加。8商店街は今後も利用可能なエリアを広げ、収益を商店街の活性化に生かそうと意気込む。

 事業主体は、一番町四丁目、ぶらんど〜む一番町、サンモール一番町、マーブルロードおおまち、クリスロード、ハピナ名掛丁、仙台朝市、本町の8商店街でつくる「市中心部商店街活性化パートナーシップ準備協議会」。13〜14年に2度行った実証実験を踏まえ本格的に開始した。
 チケットは400円券と100円券の2種類で、事業の参加店が買い物額に応じて客に配る。協議会は参加店にチケットを販売し、利用枚数に応じた金額を参加駐車場に支払う。
 昨年4〜11月の月別利用枚数は4316〜5046枚に上り、2625枚だった開始初月から大幅に増えた。
 参加店も当初の150店から251店(昨年11月現在)に増加。昨年から参加店以外に市中心部でルート営業をする法人にも販売を始めたこともあり、本年度のチケットの売り上げは全ての月で前年同月を上回る。
 この2年間に市地下鉄東西線の開業やJR仙台駅東西自由通路の拡幅があり、中心部の交通環境や人の流れが大きく変化。「地道な営業努力」(協議会事務局)で利用者の掘り起こしに努めてきた。
 今後の課題の一つが、現在124カ所ある参加駐車場の新規開拓。約半数を占めるコインパーキングは土地の暫定的な利用の場合が多く、2年間で10カ所近くが閉鎖されたという。
 協議会の菅原晃統括は「参加駐車場が増えれば、その周辺店舗に参加を呼び掛けやすくなる。利用可能エリアを広げてチケットの利便性を高めたい」と話す。


関連ページ: 宮城 経済

2017年01月13日金曜日


先頭に戻る