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<台風10号>岩泉の児童から「ありがとう」

岩泉の小学生から届いたお礼のメッセージ。加藤教諭は「子どもたちは、助け合うことの大切さに改めて気付いたはず」と話す

 2016年の台風10号豪雨で甚大な被害を受けた岩手県岩泉町の小学生から、宮城県栗原市栗駒小(児童252人)にお礼のメッセージが届いた。同校は豪雨発生後、岩泉町内の小学校に応援メッセージを送っていた。お礼のメッセージは今月末まで各クラスに張り出される。

 岩泉町内12小学校の児童が書いた「岩泉を気にしてくれてありがとう」「たくさんの元気をもらいました」といった応援メッセージに感謝する返礼が昨年末に届いた。停電と断水が続いていた被災当時の生活についてつづられたものもあった。
 「地域の人や家族と協力し合い、一生懸命頑張っています」と近況を報告したり、「(栗駒小の)メッセージはうれしかった。いつか会えたらいいですね」と気持ちを伝えたりする文章もあった。児童らが元気な様子を撮影した写真も添えられている。
 栗駒地区は岩手・宮城内陸地震(08年)の際、国内最大規模の地滑りが発生し、土石流が温泉旅館を直撃するなど大きな被害を受けた。栗駒小は全国から支援を受けたため、熊本地震後に義援金を募って現地に送るといった支援活動を行っている。
 同校の加藤忠主幹教諭は「児童らは返事が来たことに感動している。メッセージのやりとりを通じて、支え合う気持ちが広がってほしい」と期待する。


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2017年01月13日金曜日


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