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<三セク清算訴訟>市補助金支出「裁量範囲」

 青森県弘前市の第三セクター「弘前ウォーターフロント開発」の特別清算に市が補助金862万円を支出したのは違法だとして、弘前市民オンブズパーソンなどが葛西憲之市長を相手に損害賠償を請求するよう求めた訴訟の判決で、青森地裁は13日、請求を棄却した。
 田中一彦裁判長は補助金の目的や、市議会の審議を経て予算化されたことなどを考慮し「(当時の)市長の判断は裁量の範囲を逸脱していない」とした。
 判決によると、同社が運営していた市民ゴルフ場は1994年の開業当初から赤字が続き、2014年10月に地裁弘前支部で特別清算が決定。市は手続きを円滑に進めるため、ゴルフ場会員の債権の配当確保などを目的に補助金の交付を決めた。
 原告は補助金の支出差し止めを求めて14年11月に提訴した。市が15年2月に補助金を支出したため、同年6月に請求内容を変更した。原告側は控訴する方針。


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2017年01月14日土曜日


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