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「ブラック企業裁判」で勝利 支えに感謝

ブラック企業との裁判を振り返った報告会

 「ブラック企業裁判に勝利〜20代の若者たちの闘い」と題したイベントが12日夜、仙台市内で開かれ、過酷な労働を強いたマッサージ会社を提訴し、和解した元従業員の女性が裁判闘争を振り返った。
 女性ら元従業員6人は2013年11月、過酷な労働を強いられ早期退職を余儀なくされたとして、青葉区のマッサージ会社REジャパン(15年3月に破産)と元取締役らに未払い賃金などの支払いを求め、仙台地裁に提訴。昨年11月までに元社長が計100万円の解決金を支払い、謝罪することで和解が成立した。
 女性は「周囲の支えで裁判を続けられた。今後は同じ悩みを抱える人々を助けたい」と語った。
 支援してきたブラック企業対策仙台弁護団の太田伸二弁護士は「ブラック企業問題が表面化して最初の集団訴訟だった。社長の謝罪は和解でなければ勝ち取れなかった」と話した。
 訴えによると、6人は10〜12年に入社。求人は正社員だったが、実際は個人事業主扱いの外交員だった。時間外労働への割増賃金は支払われず、年次有給休暇も不当に少ない日数を示されていたという。


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2017年01月15日日曜日


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