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<アングル宮城>命育む 野鳥の楽園

【輝く】渡り鳥のねぐらとなっている伊豆沼。沼辺に黒く点在するのは全てガンやハクチョウだ。日の出を合図に、餌場へと飛び立っていく=3日

 国内最大級の水鳥の越冬地として知られる伊豆沼・内沼(宮城県栗原市、登米市)。ピーク時には、ガン、カモ、ハクチョウ類だけで計10万羽以上が飛来する。ファンからは「野鳥の楽園」「渡り鳥の聖地」と呼ばれる。
 沼は遠浅で、餌となる水底の植物をついばみやすい。周囲に田んぼが広がり、好物のもみを腹いっぱい食べられる。気温は水面が凍らない程度に低く、ねぐらにするのにもってこいだ。
 宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団(栗原市)の嶋田哲郎上席主任研究員は「これほど好条件がそろう場所はなかなかない。数々の絶景は、自然環境と人の営みの調和がもたらした奇跡的な景色と言える」と話す。
 渡り鳥の大規模な飛来は今月下旬ごろまで続く。(栗原支局・土屋聡史)


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2017年01月16日月曜日


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