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<柳沢の焼け八幡>わら束燃やし作柄占う

つるしたわら束を燃やし、コメの作柄を占った
豊作と火伏せを願って火が付けられ、燃え盛る御小屋

 宮城県加美町宮崎地区の柳沢集落で14、15の両日、豊作と火伏せを願う小正月伝統行事の県指定無形民俗文化財「柳沢の焼け八幡」があった。
 15日は夜明け前に若者講と呼ばれる男性12人が集会所で酒を酌み交わした後、下帯姿で地元の八幡神社を参拝。雪が降り、凍える寒さの中、「ヨイサー、ヨイサー」と掛け声を響かせながら集落の約40戸を訪問。各家庭に木おけに入ったお神酒を振る舞った。
 八幡神社では午前6時ごろ、竹とわらで作った「御小屋」に火を付け、燃え盛る炎に五穀豊穣(ほうじょう)と防火を祈願した。
 前日の14日には、同神社で月数を示す12束のわらでつくった灯籠を焼き、わらの燃え方から今年のコメの作柄を占った。若者長の千葉今朝雄さん(62)は「わらが3束ほど残ったので、大豊作とまではいかないがやや良だろう」と話した。
 柳沢の焼け八幡は600年以上続いているとされる。


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2017年01月16日月曜日


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