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<ささよ>被災地再建の家回り大漁願う

大漁を祈願し、うたい込みを披露する子どもたち

 東日本大震災で被災した宮城県南三陸町歌津の寄木地区で15日、100年以上続く伝統の小正月行事「ささよ」があった。地域の子どもたちが高台に再建された家々を回り、大漁を祈願した。
 小学1年〜中学2年の男子5人が参加。大漁旗を先頭に防災集団移転団地などの48世帯を訪れた。玄関前で漁船の名前を入れたうたい込みを披露すると、住民が手拍子して迎えた。
 初めて参加した伊里前小1年の畠山佳士(かいじ)君(6)は「大きな声で楽しくできた」と笑顔だった。大将を務めた歌津中2年畠山楓斗さん(14)は「寄木にしかない自慢の行事なので守っていきたい」と話した。
 地域の男子小中学生が全員参加するささよは、年々子どもが減り、存続の危機にある。保存会の畠山鉄雄会長(70)は「これ以上少なくなれば、地区を広げるか、やめざるを得ない。支援してくれた人のためにも続けたい」と話した。


2017年01月16日月曜日


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