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<浄化センター沈下>施工側が改修費全額負担

沈殿池が沈下して高さがずれた配管のつなぎ目(仙台市提供)=2016年7月

 仙台市南蒲生浄化センター(宮城野区)の水処理施設が最大約20センチ沈下した問題で、市は16日、東日本大震災の被災後に復旧工事を担った日本下水道事業団(東京)など施工側が約7億2000万円の改修費を全額負担すると発表した。
 事業団が改修計画を示した昨年11月の時点では、事業団は改修費用の負担に難色を示していた。事業団と市が複数回にわたり交渉した結果、13日に合意した。
 事業団の松浦将行理事は取材に「沈下は設計ミスや施工不良に起因するものではないが(事業団側に)高度な責務があると総合的に判断した」と述べた。
 費用は事業団と、設計担当の建設コンサルタント会社「NJS」(東京)、施工主体のフジタ(同)を代表とする共同企業体(JV)の3者が約2億4000万円ずつ負担するという。
 センターは震災の津波で全壊し、事業団側による工事を経て昨年4月に本格復旧した。同7月に市が沈下を公表し、事業団が改修計画を市に提出していた。
 改修は2月に着工し、2017年度中に終える見通し。沈殿池のせきの高さを調節し、配管のずれを修正する。市は沈下後も下水処理機能に影響は出ていないとしている。


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2017年01月17日火曜日


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