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<いわでやま農協>移動金融店舗車スタート

いわでやま農協が運行を始めた購買店舗併設型の移動金融店舗車両

 いわでやま農協(宮城県大崎市)は16日、食料品や生活用品を扱う購買店舗を併設した移動金融店舗車両の運行サービスを始めた。農協の移動金融店舗は宮城県内初、購買店舗併設型は東北で初の試み。高齢化が進む中山間地での金融サービスを維持しつつ、「買い物難民」対策につなげる。
 同農協は大崎市岩出山、鳴子温泉両地区を管轄する。車両には金融担当2人とドライバー兼購買担当1人が乗車。金融端末を配備し、通帳と印鑑を持参すれば貯金の出入金、記帳、税金・公共料金の支払いができる。ローンの相談業務も受け付ける。
 冷蔵庫と冷凍庫を備え、Aコープから仕入れた肉や魚などの冷凍食品、総菜、菓子など食料品、ティッシュペーパーや洗剤など生活用品を扱う。地元の「あ・ら・伊達な道の駅」の商品納入も計画している。
 県内外で大規模災害が発生した場合、被災地に赴き、貯金の出金など支援活動を行う。車両購入費3500万円のうち約2300万円を農林中央金庫が助成した。
 運行時間は午前9時半〜11時半、午後1時半〜3時。今月は同農協鳴子支店がある川渡地区をはじめ鳴子温泉、鬼首、岩出山真山の計4地区を巡回する。
 同農協鳴子支店前で16日、記念式典があり、鈴木千世秀組合長は「岩出山、鳴子温泉地区は過疎化が進む地域で冬場は雪が多い。金融サービスを利用してもらいながら買い物を楽しめる場にしたい」と話した。


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2017年01月17日火曜日


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