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<ケネディ大使>震災被災地の強さ世界元気に

ビデオメッセージを通じ、任期を振り返り感謝を述べるケネディ駐日米大使=東京都港区の米国大使館

 トランプ次期米大統領の就任を機に離任するキャロライン・ケネディ駐日米大使は16日、在日米大使館のホームページで「日本の皆さんへ御礼のメッセージ」を発表した。訪問した東日本大震災の被災地の思い出を挙げ、被災者や自治体職員にエールを送った。
 メッセージは約4分の動画。中盤で「温かく迎えてくれた東北の皆さん。皆さんの強さは世界を元気にしています」と呼び掛けた。
 被災地のさまざまな写真を背景に「学生や、被災しているにもかかわらず復興に取り組む自治体職員の姿に胸が熱くなりました。人々の生活や地域の再建は進んでいます」と語った。
 オバマ大統領の広島訪問や昨年12月の安倍晋三首相の米ハワイ・真珠湾訪問にも触れた。沖縄との関わりでは「沖縄の苦闘や歴史を教えてくれた県民の皆さんにも感謝します」と話し、昨年12月の米軍専用施設「北部訓練場」(沖縄県東村、国頭村)の大規模な部分返還の成果に言及した。
 ケネディ氏は「日本を去りますが、さよならは言いません。日本での経験や思い出を持ち帰り、いつか戻ってきたいと思います」と締めくくった。18日に日本を離れる予定。
 ケネディ氏は2013年11月に着任。宮城県沿岸部で開かれる復興支援の自転車イベント「ツール・ド・東北」に14年から3年連続で参加するなど被災地との交流に積極的だった。


2017年01月17日火曜日


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