宮城のニュース

<B1仙台>柳川が守備の鍵「戦術を信じる」

対戦形式の練習でドリブルで攻める柳川(中央)

 A東京に高さで劣り、1対1の戦いでは分が悪い仙台は、守備に工夫を凝らす。相手1人を複数人で守る場面を増やし失点を抑え、ロースコアの展開を狙う。
 まず1人が自分のマークする相手を捨てて、自陣中央に位置取る。他の4人のマッチアップを見渡し、競り負けそうなところに駆け寄りカバー。本来、自分がマークする相手選手にパスが渡れば、素早く駆け戻る。相手エースなど特定の選手を複数人で守ることはあっても、1人が全てのポジションに顔を出す戦術は珍しい。
 この役割を担うのが熊谷と柳川だ。常に動き回れるだけの体力とスピード、視野の広さなどが必要で、柳川は「一瞬も気が抜けない。責任ある役割で、やりがいがある」と意気に感じている。
 全日本総合選手権のA東京戦でこの戦術を初めて取り入れた際、柳川には自分がマークする選手を捨てることにためらいが見られた。マークを外した相手選手にはある程度シュートを打たせても仕方ないというのがチームの考え。今回はどれだけ潔くマークを離れる決断ができるかが鍵になりそうだ。
 「(マークを捨てるのは)勇気が要るが、コーチ(監督)の戦術を信じる。体力がなくなるまでやり切る」と柳川。ホーム連敗阻止へ、キーマンとしての自覚は十分だ。(佐藤夏樹)


2017年01月17日火曜日


先頭に戻る