岩手のニュース

学びや一新 高台移転の中学校で始業式

高台に新築した校舎で学校生活を始めた生徒たち=16日午前7時55分ごろ、陸前高田市

 東日本大震災で被災した3校が統合した陸前高田市高田東中(生徒184人)が、3学期初日の16日、高台に移転新築した校舎で授業を始め、新たなスタートを切った。
 新校舎は敷地面積約3万4700メートルで、鉄筋コンクリート一部木造、一部鉄骨造りの2階建て。地元の家屋に見られる入り母屋造りをイメージした屋根が特徴。内部は木をふんだんに使い、開放感にあふれる。
 生徒たちはこれまで、地震で壊れ、改修した旧米崎中校舎で学んでいた。始業式で吉田雄幸校長は「励まし続けてくれた多くの人の期待に応えていこう」と述べた。
 3年の千葉彩乃さん(15)は「わくわくする。残り3カ月、同級生たちと思い出をつくりたい」と気持ちを新たにした。
 市によると、災害時の避難所となる体育館に授乳や対策会議に使える部屋を整備したり、下水管とつながった「マンホールトイレ」を設けたりする震災の教訓を生かした。造成や用地買収を含めた総事業費は約40億6000万円。


2017年01月17日火曜日


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