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<伊達政宗>母・義姫の生涯DVDで紹介

義姫のDVDと紙芝居を紹介する諏訪さん

 仙台藩祖伊達政宗の母で、山形藩主最上義光の妹義(よし)姫(1548〜1623年、保春院)の魅力を広めようと、山形市の市民団体「義姫の会」がDVDや紙芝居を通じた普及活動に励んでいる。今年は政宗誕生から450年の節目。折しも、戦国時代の女性が主人公のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放送も始まり、会のメンバーたちは「この機会に、戦国時代を自分らしく生きた姫が東北にもいたことを知ってほしい」と意気込んでいる。
 2015年に発足した同会は現在、会員約30人。これまで義姫をテーマにした講演会を5回開き、多いときで約200人の聴衆を集めた。ただ、参加者は男性や高齢者が中心で、子どもが参加できる企画を求める声が寄せられていた。
 会は昨年、より多くの人に分かりやすく義姫の魅力を伝えようと、DVDと紙芝居の制作を決定。公開プレゼンテーションによる審査を経て「山形市コミュニティファンド市民活動支援補助金」の30万円を取得し、制作費用に充てた。
 DVDは義姫の生涯を紹介する約16分間の作品で、昨年11月に完成した。義光と政宗が一触即発の危機にあった際、自ら戦場に乗り込んで争いを収めたエピソードなどを取り上げ、義姫を戦国の「ピース(平和)メーカー」と紹介する。
 紙芝居は、東北芸術工科大美術科2年の木村たまえさん(21)が制作を担当し、版画の力強いタッチで義姫の人生を描いた。学校や高齢者施設向けに2月から貸し出す予定だ。
 代表の諏訪洋子さん(53)は「政宗の毒殺を図ったとされ、悪いイメージを持つ人が多い義姫だが、それを覆す説もある。平和を愛して行動した義姫を多くの人に知ってもらえたらうれしい」と話す。
 先着で、希望者10人にDVDを配布する。梱包(こんぽう)料、送料は希望者負担。連絡先は諏訪さん070(6613)1114。


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2017年01月17日火曜日


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