広域のニュース

<河北新報120年>読者から期待と注文

◎スポーツ記事楽しみ

 河北新報に初めて目を通したのは小学6年で放送委員を務めていた時です。お昼の校内放送で読み上げるため、新聞を切り抜いて要約しました。自分が読んだのは好きなバスケットボールの記事です。文章がうまくまとまっていてすごいと思いました。インターネットのニュースより詳しく、信頼できる感じがします。
 これからはプロスポーツの記事をさらに充実させてほしいです。新聞を読まない中学生でも楽天イーグルスや仙台89ERSには関心があります。スポーツの記事をきっかけに新聞に親しむようになると思います。(三浦有実さん(22)宮城県村田町 村田一中1年)

◎大企業に厳しさ望む

 ネットニュースなどでは分からない深みのある記事や解説が、新聞の魅力です。河北新報はその点、全国紙に匹敵する紙面構成で満足しています。
 新聞には、公正中立な立場で権力を監視する役割があると思います。国や地方自治体へのそれは十分だと感じますが、企業に対しては甘さが見受けられます。
 電通の過労死問題など、大々的に報道されるのは、企業を取り巻く問題のごく一部にすぎないのではないかという気がします。日本経済を動かす大企業の問題点を鋭く突いた、多くの記事を期待します。(熱海裕憲さん(56)宮城県美里町 司法書士)

◎堅苦しさを減らして

 受験対策で読み始めましたが、社会に目を向ける大切さを感じるようになりました。「河北春秋」「声の交差点」「デスク日誌」を楽しみにしています。
 助産師を目指しています。将来に役立てたくて子育て支援や母子保健、産科医療に関する記事は特にしっかり読んでいます。
 河北新報を読んでいると、東日本大震災の被災地のことを考えない日はありません。これからも伝え続けてください。
 若い人にとって新聞のイメージは「真面目」。堅苦しさがなくなれば、新聞の読者も増えると思います。(三井華奈さん(22)仙台市青葉区 東北福祉大4年)

◎多文化共生後押しを

 在住外国人の生活をサポートする仕事をしているので、外国人の就労や国策に関する新聞記事を切り抜き、ノートに貼っています。宮城県内の動きが分かり、インバウンド(訪日外国人旅行客)の話題も興味深く読んでいます。
 東日本大震災をきっかけに、被災地では外国人を含む「よそ者」への垣根が下がったと感じますが、外国人就労への理解や交流の場は不十分です。いい取り組みをもっと発信し、多文化共生の社会づくりに貢献してほしい。問題提起を怠らず、読んで共感できる記事に期待しています。(村上伸子さん(51)気仙沼市唐桑町 市嘱託職員)

◎各地の復興策参考に

 東日本大震災の後に購読を始めました。岩手や宮城、福島など被災地全体のニュースが読めるので助かっています。各地の復興策などが参考になります。
 紙面は地方紙と東京紙両方の性格を併せ持っており、非常に重宝しています。年金問題といった東京発のニュース、身近な地域情報のバランスに優れていると感じています。
 東京五輪にどう東北が関与していくかなど、中央の問題が地方に直結するケースが増えています。東北全体の代弁者として、強く地域の主張を打ち出した記事を期待しています。(渡辺彰さん(72)南相馬市原町区 無職)


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2017年01月17日火曜日


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