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<メタボ対策>宮城大と角田市が連携協定

角田市の健康ポイントが付与される市民グループ主催の健康づくり教室で、体操に取り組む参加者
協定書を取り交わす大友市長(左)と西垣学長

 宮城県角田市は17日、効果的な生活習慣病対策を中心とする包括的な連携協定を宮城大と結んだ。健康状態と医療機関の受診状況から市民をグループ分けし、最適な保健指導や受診勧奨を展開する。メタボリック症候群の該当者と予備軍の割合が全国最下位クラスの県内にあって、市の割合はさらに県平均を下回る。学との連携で汚名を返上し、健康長寿実現や医療費適正化を図る。
 協定に基づき、市は国民健康保険加入者約8000人の3年分のレセプト(診療報酬明細書)と健康診断データを分析。病気が見つかったのに通院していない人や途中で治療を止めた人などをグループ化し、宮城大がそれぞれにふさわしいアプローチの方法を探る。
 6月ごろまでに分析作業を終えて対象を計200人に絞り込み、秋から本格的に保健指導を行う。宮城大は10人程度のプロジェクトチームを設置し、専門家が健康づくりや食生活指導などを助言する。
 市はウオーキング行事や運動教室の参加者に「健康ポイント」を付与し、市内の商店街での買い物に使用できるポイントカードと交換する事業を2013年度から展開している。健康行事への参加者が一定の市民に限られていることなどを踏まえ、実際に指導の必要な層への個別の働き掛けを強化することにした。
 協定締結式が市総合保健福祉センターであり、大友喜助市長は「市民の健康づくりに向け学術的知見に期待する。今後、健康福祉やまちづくりの広い分野で連携を深めたい」と話した。
 西垣克学長は「一人一人の顔が見える健康管理システム構築の上で角田はモデル都市になり得る。超高齢社会の課題解決に尽力したい」と述べた。


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2017年01月18日水曜日


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