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<宮城米新銘柄>「だて正夢」など3名称案

 宮城県が2018年、高価格帯の銘柄米として市場投入を目指すコメの新品種「東北210号」の名称が「だて正夢(まさゆめ)」など3案に絞られたことが17日、分かった。23日に仙台市内で開く「みやぎ米ブランド化戦略会議」で名称を正式に決定し、発表する。
 他の候補は「お膳だて」「だてじゃない」の2案。今年、生誕450年の仙台藩祖伊達政宗を想起させる「だて」を名称に冠することで、産地を強く印象付け、新品種の訴求力を高める狙いがあるとみられる。
 新品種の名称について県は16年7月、戦略会議を設置し、検討を進めてきた。農業関係者によると、「だて正夢」を推す声が強いという。3案の名称は17日、県の申請に基づき特許庁が商標として保護した。
 県は国による生産数量目標の配分がなくなる18年産以降の市場を見据えて、売り出す方針。主力品種の「ひとめぼれ」「ササニシキ」とともに、県産米ブランド化のけん引役に位置付ける。
 東北210号はもっちりとした食感と粘りが特長の低アミロース米。県古川農業試験場(大崎市)が06年に開発した。10年にわたる選抜や試験栽培などを経て、16年3月に県の奨励品種に指定された。
 県は生産農家を登録制にする方向で検討し、栽培管理を徹底して品質の維持を図る。需要動向を見極めながら作付け拡大を進め、当面は生産量上限を全体の10%程度にする考え。
 新品種の名称決定後、県はロゴマークやコメ袋のデザイン選定を始める。23日の会議では東北210号を含めた県産米のブランド化戦略骨子も策定する。


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2017年01月18日水曜日


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