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<E番ノート>藤平、大器の片りん

コボパ宮城で初めてブルペン投球する藤平

 新人合同自主トレーニングで15日、ドラフト1位藤平(神奈川・横浜高)が初めてブルペン投球をした。岩隈(マリナーズ)、田中(ヤンキース)、則本と続くエースの系譜に、近い将来名を連ねそうな大器の片りんを感じた。
 力まずに伸びのある球を投げる姿は、岩隈を思わせた。くしくも球数はかつての岩隈の背番号21と同じだった。藤平は脇で年上の新人投手が60球近く力投するのを見ても、「自分のペースを貫くのが大事」。高校生とは思えない落ち着きだった。
 10年前、自主トレの初ブルペンで田中が速球をばんばん投げたのを思い出した。見守った紀藤投手コーチが「俺にアピールしようと力が入り過ぎだよ」と苦笑いしていた。
 藤平のグラブには「今日一日を大切に過ごす」という意味の「一日一生」という刺しゅうがあった。「積み重ねがこれからの野球人生につながる」。一歩ずつエースの座に近づき、自身の代名詞にしてほしい。(金野正之)


2017年01月18日水曜日


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