宮城のニュース

<被災地職員派遣>危機対応のノウハウ学ぶ

石田耕太郎倉吉市長

 鳥取地震で大きな被害を受けた鳥取県倉吉市は昨年12月、全避難所を閉鎖した。住宅の屋根がブルーシートで覆われるなど被災の爪痕は今も残る。復興途上の中、石巻市への職員派遣を決めた石田耕太郎市長に経緯を聞いた。(聞き手は報道部・桐生薫子)

 −派遣を決めた理由は。
 「東日本大震災直後、県を通じて職員を宮城に派遣した実績はあったが、実際には人繰りが厳しく、足が遠のいてしまった。昨年4月に熊本地震が起き、自治体同士が助け合う必要性を改めて実感した」

 −昨年10月には鳥取地震が起き、派遣を見送る選択肢もあった。
 「市内は住宅被害が大きく、風評被害で観光客も戻らないなど復興はこれからだ。ただ他県からの支援や応援職員のありがたさが身に染みたのも事実。困った時はお互いさまとの思いを強くしている」

 −被災地が被災地を支援する意義とは。
 「被災した痛みを知る自治体だからできる支援があるはずだ。被災地の先輩に危機対応のノウハウを学びたいとの思いもある」


2017年01月18日水曜日


先頭に戻る