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<震災遺構>気仙沼向洋高範囲拡大に住民理解

保存範囲が広がった旧校舎を見学する会議メンバー

 東日本大震災の遺構として保存する宮城県気仙沼市の気仙沼向洋高旧校舎を巡り、市は18日、保存範囲を北校舎などを含む校舎全体に広げる方針を地元住民らに説明した。住民は理解を示したが、旧校舎の公開範囲を広げるよう求める意見などが相次いだ。
 市階上公民館であった住民らでつくる市岩井崎プロムナードセンター整備検討会議で説明した。
 出席者から異論はなかったが、公開する範囲を従来通り南校舎のみとしたことに「見どころが増えるので公開範囲をもっと広げた方がいい」「中長期的に公開範囲を変更できるようにすべきだ」との意見が出た。
 保存範囲の拡大に伴い、被災したプロムナードセンターを校舎そばに復旧させて展示施設とする計画の変更案も示されたが、展示スペースが減ることへの異論も相次いだ。出席者は旧校舎の現地視察もした。
 市は住民らの意見を踏まえて3月までに旧校舎と展示施設の設計案をまとめる方針。2019年3月の同時オープンを目指す。


2017年01月19日木曜日


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