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魚の中骨レトルト加工 給食に活用へ

レトルト加工を施した魚の中骨を手にする松川さん(右)ら

 宮城県石巻市の石巻専修大経営学部の石原慎士教授の研究室が、レトルト加工したサバやギンザケの中骨を学校給食などに活用するプロジェクトを進めている。水産加工品を作る際に残る中骨を生かし、魚食の普及を目指す。
 石巻市内の水産加工業者の協力を得て、レトルト加工品を開発した。パックに詰めた中骨を圧力釜で加熱し軟らかくすることで、簡単に調理できるようにした。常温で約6カ月間保存できるため、安定的な供給が可能だ。
 昨年9月には県立支援学校女川高等学園の給食でサバの中骨を使った炊き込みご飯を提供。同12月からは山形県高畠町の小中学校の給食に中骨を使ったメニューが登場し、好評を得ている。
 プロジェクトでは市内の企業と協力し、中骨を使ったかまぼこなどの商品開発にも力を注ぐ。鳥取県や長崎県などの漁港と原料を融通し合う連携も進めている。
 同大大学院博士後期課程の松川美希さん(28)は「レトルト中骨は安価で高栄養。活用の場を増やしていきたい」と話している。


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2017年01月19日木曜日


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