宮城のニュース

<全日本卓球>張本ジュニア4強逃す

ジュニア男子準々決勝で敗れ、涙を流す張本(右)。左は父の宇コーチ

 全日本卓球の第3日は18日、東京体育館で行われ、ジュニアの部男子シングルスは世界ジュニア2冠で中学1年の張本智和(エリートアカデミー、仙台市出身)が準々決勝で宮本春樹(愛知・愛工大名電高)に2−3で敗れ、2大会連続の4強入りを逃した。
 この日始まった一般の部男子シングルスでは張本が初戦の2回戦で宮沢僚太(新潟産業大)を3−0で下し、3回戦に進んだ。
 ジュニアの部は男子が前回優勝の木造勇人(愛知・愛工大名電高)、女子は早田ひな(福岡・希望が丘高)、加藤美優(吉祥寺ク)らが4強入りした。
 一般の部女子シングルスでは、小学6年の木原美悠(ALL STAR)が2回戦で敗退。混合ダブルスは吉村真晴(名古屋ダイハツ)石川佳純(全農)組などが準決勝に進んだ。

◎リードされミス重ねる

 力強いレシーブがネットにはじかれ、一番欲しかったタイトルを逃した。昨年、小学生男子として初めて4強入りした中学1年の張本がジュニアの部準々決勝で敗退。試合後、ベンチで涙をこぼし「まさか負けるとは思わなかった。本当に悔しい」と声を振り絞った。
 一般の部男子シングルス2回戦を戦い終えてから約30分後、再びコートに戻ってきた。「疲れはなかった」と言い訳にはせず、強打と気迫で第1ゲームをすんなり取った。
 第2ゲームで潮目が変わる。「リードをされてから緊張し、少し焦った」。得意のバックハンドでミスを重ね、相手のペースで試合は進んだ。いつもは点を取るたびに張り上げる雄たけびがなかなか聞こえない。1−2から盛り返してフルゲームに持ち込んだが、最後は力尽きた。
 負けても実力は誰もが認める。対戦した高校2年の宮本は「(張本は)本当に中学生なのか。自分は向かっていくしかなかった」と素直に驚いた。
 出場3種目での優勝はかなわなかったが、13歳のホープはまだ一般男子のシングルスとダブルスの2種目で望みをつなぐ。2日間で7試合をこなした体には、19日も最大で4試合が待ち受ける。「一戦一戦頑張りたい」。今が正念場だ。
(剣持雄治)


2017年01月19日木曜日


先頭に戻る