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<馬搬>頼れる相棒 台風10号の倒木軽々と

馬搬で倒木を撤去する牧場スタッフ。海岸線での作業は珍しい=18日、八戸市の種差海岸

 青森県八戸市を代表する景勝地の種差海岸で、昨年8月の台風10号で倒れたクロマツの撤去に、馬を使った「馬搬(ばはん)」が行われている。
 市森林組合が植生を守るため、地元で約20年前に途絶えた運搬手法を試験的に導入した。北海道七飯町の牧場に依頼し、13〜23日の日程で倒木を搬出中。ベルギー原産の馬は体重が約800キロあり、重さ数百キロの丸太を軽々と林から運び出す。
 馬搬は、伐採木の搬出で主流の重機と違って作業道が要らず、急斜面で小回りが利くメリットがある。組合は今も技術が残る遠野市を視察し、馬搬の復活を検討している。
 組合の工藤義治業務課長(42)は「馬文化保存のためにも、2年以内を目標に馬搬ができる体制を整えたい」と話す。


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2017年01月19日木曜日


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