岩手のニュース

平安スイーツ「ぶとまん」平泉の名物に

平安時代の菓子を基にした平泉ぶとまん

 岩手県平泉町の女性グループが、平安時代の菓子を現代風にアレンジした「平泉ぶとまん」の開発に取り組んでいる。地元農産物を活用した手軽な「平安スイーツ」で世界遺産のまちをさらにアピールしようと、飲食店への普及を目指す。
 女性有志でつくる「平泉ほっとする食のプロジェクト」が、数種類の試作品を完成させた。リンゴやカボチャ、カレーなどで作った「タネ」を小麦粉の生地で包み、長さ8センチほどの楕(だ)円形に整えて油で揚げる。リンゴや小麦、ホウレンソウなど材料のほとんどは町内産を採用した。
 アイデアの出発点は、遣唐使が持ち帰ったとされる中国発祥の餅菓子「ぶとまんじゅう」。平安時代の食文化に詳しい専門家に助言を求めて作った。油で揚げた生地が崩れやすくなるのを防ぐため、山芋やサツマイモを混ぜるなどの工夫で食べやすくした。
 プロジェクトは試食会で観光客の評価を聞き、改良を続ける。趣旨に賛同する町内の飲食店を巻き込み、店頭販売を目指す。
 代表の旅館経営小松代真由美さん(33)は「平泉の新たな名物を作りたい」と意気込みを語った。


関連ページ: 岩手 経済

2017年01月19日木曜日


先頭に戻る