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被災3県の食品ブランド力をランキング 4月発表

 東日本大震災で被災した食産業を支援する一般社団法人「東の食の会」(東京)は、震災後にブランド化された岩手、宮城、福島3県の食品を対象に、ブランド力を順位付けする「東の食のブランド・ランキング」を初めて実施する。成功事例を示して商品価値を高めた秘訣(ひけつ)を学び、地域や業種を超えて共有する狙い。発表は4月下旬の予定。
 対象は震災後に商品化されたり知名度が高まったりした食品。農水産物の生鮮品や加工品、菓子、酒類、郷土料理などで、企業の商品だけでなく、「三陸のカキ」といった地域の特産物も含む。
 同会は既に約500品目を候補としてリストアップ。自薦での応募も31日まで同会のホームページで受け付けている。
 1次選考で候補を絞り、生産主体へのヒアリング調査などを実施。商品の魅力、ストーリー性、プロモーション効果などの観点で採点し、1〜30位を決める。地域への貢献度やデザイン力など部門別の表彰も計画する。
 同会は有機野菜のネット宅配を手掛けるオイシックス(東京)などが2011年6月に設立。被災地の生産者と企業を結ぶ支援活動を展開している。昨年3月には「東の食のビジョン」を策定し、東北から世界的ブランドを一つ、全国的ブランドを三つ育てることなどを目標に掲げた。
 同会の担当者は「東北を食品ブランドが多く生まれる地域にしたい。毎年継続し、いずれは東北6県を対象にする」と話した。


2017年01月19日木曜日


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