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<ベガルタ>体力強化最優先 走り込み徹底

トレーニングで体力を養う西村(左)ら仙台イレブン

 午前と午後の2部練習が計約3時間行われ、午前は持久走などで基礎体力の向上に努め、午後は13対13の実戦形式の練習などに取り組んだ。MFパブロジオゴは右ふくらはぎに、GKシュミットは右肩にそれぞれ違和感を訴え、午後練習に姿を見せなかった。
 渡辺監督が「例年以上に厳しく鍛える」と宣言したキャンプが本格化した。昨季は主力の相次ぐ負傷がリーグ戦年間12位と低迷した一因に。その反省から、鹿児島では基礎体力を徹底的に強化する。
 「苦悶(くもん)の表情を浮かべることになる」。18日に監督が予告した通りだった。12分間のサーキットトレーニングを2回、約60メートルを4回ダッシュした午前練習。選手たちは顔をしかめ、息を切らした。
 そんな中、プロ3年目の西村は顔色一つ変えない。サーキットは常に先陣を切り、ダッシュも先頭集団に入った。「今季はチームの力になる。一つ一つのメニューを大切に取り組む」。昨季プロ初ゴールを決めた期待の若手は並々ならぬ闘志を燃やす。
 チームは昨季のキャンプで、練習中に選手一人一人の心拍数や走行距離などを測れる最新機器を導入した。この1年、データを蓄積した結果、選手個人の身体的特徴が細かく分かった。西形フィジカルコーチは「効果的な練習メニューを組めるようになった。けが予防につながる」と話す。
 2015年もけが人が続出し、リーグ年間14位と低迷した。今季こそはベストに近いコンディションで戦い抜く−。選手、スタッフ共に「三度目の正直」実現へ強い覚悟をにじませる。(狭間優作)
(19日、曇り、正午の気温12.2度)


2017年01月20日金曜日


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