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<ほまれ酒造>子ども食堂 飲んで支援

寄付金付き日本酒を手にする(左から)江川理事長、唐橋社長、鈴木専務理事

 福島県喜多方市のほまれ酒造は19日、会津地域の生活保護世帯などの子どもたちに食事を提供する「子ども食堂」を支援する寄付金付き商品を2月に販売すると発表した。売り上げの一部が、食堂を運営するNPO法人「寺子屋方丈舎」(会津若松市)への寄付に回る。
 商品は人気日本酒の「会津ほまれ 純米大吟醸 極(きわみ)」。2月販売分の売り上げから1.8リットル1本(希望小売価格2400円)につき200円、720ミリリットル1本(同1200円)につき100円を寄付する。昨年実績で計算すると、120万円の寄付が集まる見込み。
 寺子屋方丈舎は2015年9月、会津若松市で子ども食堂の運営を始めた。現在は市内3カ所で21人の子どもに週1回、食事と学習の場を提供している。
 江川和弥理事長が昨年秋、共通の知人がいる唐橋裕幸ほまれ酒造社長に、活動資金確保の協力を求めた。東日本大震災の被災地支援事業に助成する公益財団法人「地域創造基金さなぶり」(仙台市)が仕組みづくりで力を貸した。
 会津若松市で記者会見した唐橋社長は「小さな一歩だが、他の企業が自分もやってみようと思うような大きな流れになれば」と期待。江川理事長は「会津地域でも子どもの貧困は大きな課題。商品を買うことで子どもたちへの思いを寄せ合ってほしい」と話した。
 さなぶりの鈴木祐司専務理事は「寄付付き商品で地域のNPOと企業が連携するのは珍しく、優れた事例になる」と語った。


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2017年01月20日金曜日


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