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<東北大>「雨宮」建物解体4月に着手

 東北大雨宮キャンパス(仙台市青葉区)の移転に伴う再開発計画で、東北大がキャンパス内の建物の解体工事を4月に着手することが20日、分かった。大正期の旧制二高(現東北大)時代から残る守衛所や赤れんが塀は、他のキャンパスへの移設を検討する。
 東北大によると、工期は4月1日〜11月30日。来年2月に計画主体のイオンモール(千葉市)に敷地を引き渡す予定。事業費は約13億2800万円で、キャンパスの敷地9.3ヘクタールのうち約100棟(総建築面積約1万4000平方メートル)の建物を解体する。
 守衛所などに関しては「歴史的遺産」と位置付け、保存する方向で調整する。当初計画では、記念碑や記念樹など16件の保存対象物に含まれていなかった。
 キャンパス内に約2800本ある樹木について、東北大の担当者は「適切な緑化保存が図られるよう、イオン側ときちんと話を進めていきたい」と話す。
 雨宮キャンパスは、東北大が2013年10月に実施した入札で、イオンモールが約220億円で落札。土地引き渡し後は商業施設や医療・福祉施設と集合住宅が整備される予定。イオンは商業施設の開業時期を明らかにしていないが、関係者によると、20年以降を目指しているという。


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2017年01月21日土曜日


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