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<小規模火力>宮城県、環境アセス対象に

 宮城県は20日、県環境影響評価(アセスメント)条例の規則を改正し、対象事業に小規模火力発電所を加えると発表した。仙台市宮城野区で仙台パワーステーション(PS、東京)が建設中の同名の石炭火力発電所など、電力自由化で小規模火力発電所が全国的に増えており、国が対象外とする施設にもアセスを義務付けるのが狙い。
 県条例の対象事業となる発電所建設は、これまでメガソーラーと風力のみだった。新たに火力を加え、出力3万キロワット以上の施設を建設する場合は、環境アセスを義務付ける。改正条例は7月1日に施行される。
 石炭火力の仙台PSは出力11万2000キロワットで、国のアセス実施基準(11万2500キロワット)をわずかに下回る。大気中への汚染物質の排出など環境への影響を心配する学識経験者らから「アセス逃れではないか」との批判が出ていた。
 条例規則の改正は20日にあった県議会環境生活農林水産常任委員会で報告された。常任委は仙台PSに対し、公聴会を開くよう求める請願を採択した。


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2017年01月21日土曜日


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